Tentang Todaii Japanese
Jejaring Sosial
Versi Aplikasi
Aplikasi Lain
Hak Cipta milik eUp Technology JSC
Copyright@2025
JLPT N1 – Reading Exercise 76
「どうすれば、将棋しょうぎが強つよくなれますか?」とは、もっともよく聞きかれる質問しつもんである。実じつは、この質問しつもんには肝心かんじんな言葉ことばが隠かくされている。それは「努力どりょくしないで」という言葉ことばである。つまり「どうすれば努力どりょくしないで将棋しょうぎが強つよくなれますか」と聞ききたいのだ。小ちいさいな子こどもが上手じょうずに将棋しょうぎを指させば、大人おとなは「この子この才能さいのうをまっすぐに伸のばしたい」と思おもうものだ。しかし、才能さいのうという言葉ことばは、あるレベルまでいってからことで、それまでは継続的けいぞくてきな努力どりょくによってのみ上達じょうたつや向上こうじょうがある。子こどもにはまず、継続的けいぞくてきな努力どりょくを可能かのうにする集中力しゅうちゅうりょくを養やしなうことが大切たいせつなのだ。幼児ようじや小学生しょうがくせいの頃ころの子こどもは、好奇心こうきしんが旺盛おうせいで、どんなものでも好すきになれば夢中むちゅうになる。しかし、移うつり気ぎでもある。飽あきてしまうと、親おやがいくら熱心ねっしんになって旗はたを振ふろうが、太鼓たいこを鳴ならそうが、そっぽを向むいてしまう。集中力しゅうちゅうりょくを欠かいている状態じょうたいで無理強むりじいしても、柔やわらかい頭脳ずのうには何も染しみ込こんではいかないだろう。(谷川たにがわ 浩司こうじ「集中力しゅうちゅうりょく」による)