昔、寝ることが大好きな男がいました。村の人はこの男のことを「寝兵衛」と呼んでいました。
ある日、「寝兵衛」は魚のサバを料理していました。料理をしている間に寝てしまいました。
起きると火が消えていました。「寝兵衛」は隣の家に火をもらいに行きました。しかし村には家が1軒もありませんでした。
「寝兵衛」が歩いて行くと、長者の家がありました。長者の家の人は、今夜、化け物が1人娘を連れて行くと言って泣いていました。「寝兵衛」は「私がやっつける」と言いました。
夜、「化け物」が来ました。「寝兵衛」は大きいかまで「化け物」をやっつけました。長者は「娘と結婚して下さい」と言いました。
「寝兵衛」が娘を抱くと、そこにはサバの料理がありました。「寝兵衛」が起きると、そこは自分の家でした。今までのことは全部夢で、「寝兵衛」は3年も寝ていました。