Về Todaii Japanese
Hệ thống social
Phiên bản ứng dụng
Ứng dụng khác
Bản quyền thuộc về công ty cổ phần công nghệ eUp
Copyright@2025
JLPT N1 – Reading Exercise 32
人類じんるいは、「都市とし」という空間くうかんをつくったときに、それまでの部族ぶぞく的、あるいは村落そんらく的な社会しゃかい空間くうかんとは本質ほんしつ的に異ことなる社会しゃかい空間くうかんを経験けいけんした。村落そんらくにおいては人々ひとびとは、共ともに生いき、共ともに死しんでいくものとして、互たがいのこと、そのまた親おやの世代せだいのこと、祖先そせんのことまで熟知じゅくちしていることを前提ぜんていとした社会しゃかい的な関係かんけいを形成けいせいする。「都市とし」の街頭がいとうにおいては、人々ひとびとは、互たがいの匿名性とくめいせいを前提ぜんていとして、見みず知しらずの他人たにん同士どうしの視線しせんによるコミュニケーションを交かわす。「都市とし」のなかの市場いちばでは相手あいての人柄ひとがらや家族かぞくのことなどなにも知しらないことを前提ぜんていとした商品しょうひんの売買ばいばいや機能きのう的な結むすびつきを形成けいせいする。さらにそれを恒常化こうじょうかした組織そしきも、村落そんらくの人ひとと人ひとの関係かんけいとは違ちがって人々ひとびとの分業ぶんぎょうを最適さいてきな状態じょうたいで実現じつげんするための機能きのう的なつながりである。都市としの社会しゃかい空間くうかんの経験けいけんは、人類じんるいにとっての社会しゃかいのイメージを決定的けっていてきに変かえたし、したがって自己じこのイメージも変かえた。人々ひとびとは、自分じぶんを個人こじんという単位たんいとして意識いしきする機会きかいが多おおくなり、財ざいは一族いちぞくや集団しゅうだんのものではなく、個人こじんのものと意識いしきされ、才能さいのうは個々ここの人間にんげんの属性ぞくせいとして考かんがえられるようになった。「都市とし」の人間にんげんの間あいだにも、うわさが飛とび交かうような口頭こうとうのコミュニケーションは発達はったつしたが、都市とし社会しゃかいが大型化おおがたかし、複雑化ふくざつかするにしたがって、それだけでは情報じょうほうの共有きょうゆうに不安定性ふあんていせいが拡大かくだいしてくる。マスメデイアは、誰だれでもアクセス可能かのうであることを原理げんりとする一方向いちほうこうの公開型こうかいがたメデイアである。そのため、「都市型としがた」のコミュニケーションを補完ほかんし、あるいはそれを強化きょうかする機能きのうをになっている。(成田なりた康昭やすあき『メデイア空間くうかん文化論ぶんかろん―いくつもの私わたしとの遭遇そうぐう』による)