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うぐいす長ちょう者じゃ
冬ふゆのある日ひ、お茶ちゃ売うりの男性だんせいが道みちに迷まよってしまいました。見渡みわたすと、季節きせつ外はずれに梅うめの花はなが咲さいているのが見みえました。近ちかづくと、美うつくしい女性じょせいが四よ人にん現あらわれて、「私わたしたちの家いえに来きませんか?」と誘さそいました。彼女かのじょたちの豪華ごうかな屋敷やしきに着つくと、母親ははおやが出迎でむかえてくれて、「うちには女性じょせいしかいません。娘むすめの婿むこになって一緒いっしょに住すみませんか?」と提案ていあんされました。男性だんせいは婿むこになり、毎日まいにち楽たのしく過すごしました。春はるになると、母親ははおやは「今日きょうは娘むすめたちと出でかけます。退屈たいくつしたら蔵くらを見みてもいいですよ。ただし、四よっつ目めの蔵くらだけは開あけないでくださいね」と言いい残のこしました。男性だんせいは暇ひまを持もて余あまし、蔵くらを覗のぞいてみることにしました。一ひとつ目めの蔵くらを開あけると、そこには真まっ青さおな海うみが広ひろがっていました。「驚おどろいた!」まるで夏なつのようです。輝かがやく太陽たいようの下もとで海遊うみあそびを楽たのしみました。二ふたつ目めの蔵くらを開あけると、赤あかや黄色きいろの紅葉こうようが広ひろがっていました。「きれいだなぁ」と景色けしきを眺ながめながら、心こころが洗あらわれるようでした。三みっつ目めの蔵くらは冬ふゆで、雪ゆきと氷こおりが宝石ほうせきのように輝かがやいていました。「ああ、楽たのしい」と雪遊ゆきあそびを満喫まんきつした後あと、四よっつ目めの蔵くらへ向むかいました。「最後さいごはきっと春はるだ」と、見みてはいけないと言いわれたのに、どうしても我慢がまんができずに開あけてしまいました。そこは思おもった通とおり春はるでした。暖あたたかな風かぜが甘あまい香かおりを運はこんできます。満開まんかいの梅うめの木きのそばには、五ご羽わの鶯うぐいすがいました。「約束やくそくを破やぶりましたね」と鶯うぐいすが母親ははおやの声こえで言いいました。「私わたしたちはここに住すむ鶯うぐいすです。本当ほんとうの姿すがたを見みられたからには一緒いっしょに暮くらせません」男性だんせいが「待まってくれ」と叫さけんでも、鶯うぐいすたちは空そらへ飛とび立たっていきました。屋敷やしきも蔵くらも消きえ、残のこされたのは枯かれた梅うめの木きだけでした。