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JLPT N2 – Reading Exercise 4
これはビジネス文書ぶんしょに限かぎったことではないのだが、何なんであれ文書ぶんしょを書かいていると、少すこしばかり緊張感きんちょうかんを覚おぼえるものだ。書かきながら、頭あたまの中なかでこんなことを考かんがえている。この書かき方かたでいいのかな。これ、ひどく下手へたな書かき方かたじゃないだろうか。これでわかるかな。そういう気きがしきりに(注ちゅう1)して、ちょっとしたプレッシャーになっている。だからこそ、文章ぶんしょうを書かくのは苦手にがてだ、と思っている人ひともいるのじゃないだろうか。しかし、その逆ぎゃくもまた真しんである。文章ぶんしょうを書かく面白おもしろさとは、そういうプレッシャーを感かんじながら、なんとか諸問題しょもんだいをクリアして、一応いちおうのものを書かき上あげることにあるのだ。テレビゲームが楽たのしいのと同おなじ理屈りくつ(りくつ)(注ちゅう2)である。あれは、攻略こうりゃく(こうりゃく)する(注ちゅう3)のが簡単かんたんではない様々さまざまな障害しょうがいをかわしながら(注ちゅう4)、次々つぎつぎに問題もんだいを解決かいけつしていって、なんとかクリアしていくところが面白おもしろいのである。むずかしいからこそ、うまくやったときに楽たのしいのだ。文章ぶんしょうを書かくのも、(1)そういうことである。これでいいのかな、と一抹いちまついちまつの(注ちゅう5)不安ふあんを抱かかえながら、なんとか書かいていくってことを楽たのしまなければならない。別べつの言いい方かたにすると、文章ぶんしょうというものは、書かく人ひとに対たいして、うまく書かいてくれ、と要求ようきゅうしてくるのである。なぜなら、文章ぶんしょうとは人ひとと人ひととのコミュニケーションの道具どうぐだからだ。この例外れいがいは、自分じぶんだけにわかればいいメモと、絶対ぜったいに他人たにんに見みせない日記にっきだけである。それ以外いがいの文章ぶんしょうは、必かならず、書かく人間にんげんのほかに、(2)読よむ人間にんげんがいて完成かんせいされるのだ。そして、書かいた人ひとの伝つたえたかったことが、読よんだ人ひとにちゃんとわかってこそ、文章ぶんしょうは役やくをはたしたことになる。(清水しみず義範よしのり『スラスラ書かける!ビジネス文書ぶんしょ』による)(注ちゅう1) しきりに:何度なんども(注ちゅう2) 理屈りくつ:ここでは、考かんがえ方かた(注ちゅう3) 攻略こうりゃく(こうりゃく)する:うまく解決かいけつする(注ちゅう4) かわしながら:避さけながら(注ちゅう5) 一抹いちまつの:ほんの少すこしの