Tentang Todaii Japanese
Jejaring Sosial
Versi Aplikasi
Aplikasi Lain
Hak Cipta milik eUp Technology JSC
Copyright@2025
JLPT N1 – Reading Exercise 52
以下いかは、ある日本企業にほんきぎょうの経営者けいえいしゃが書かいた文章ぶんしょうです。現状維持げんじょういじでいい。そう思おもったとたん、進歩しんぽは止とまる。外そとの世界せかいでは、絶たえ間まない進化しんかと発展はってんが続つづいている。何なにもせずに同おなじところにとどまっているのは、じつは最大さいだいの{リスク}なのである。この国くににもう、安全あんぜん、安心あんしん、安定あんていはない。自分じぶんは人生じんせいをどうしたいのか、会社かいしゃをどう変かえたいのか、この国くにをどうすべきか…一人ひとりひとりが日本にほんの置おかれた現実げんじつを直視ちょくししながら、志高こころざしたかく毎日まいにちを真剣しんけんに生いきない限かぎり、未来みらいも変かわらない。そう言いうと多おおくの日本人にほんじんは反射的はんしゃてきに、次つぎのように思おもうかもしれない。「どうすればいいか、もっと具体的ぐたいてきに教おしえてほしい」とりあえず「見本みほん」のようなものがないと、何なにをやったらよいのか、見当けんとうがつかないのだろう。しかし、それぞれが置おかれた状況じょうきょうによって、すべきことが異ことなるのは当然とうぜん。ある人ひとにとってはプラスなことが、別べつの人ひとにとってはマイナスにつながることもあるかもしれない。そもそも私わたしは、ノウハウ本ほんなるものをまったく信用しんようしていない。そこに書かいてあるのは、過去かこの成功法則せいこうほうそくでしかない。それをもとに時代じだいに合致がっちした新あたらしい法則ほうそくを考かんがえるというのであればまだよいが、過去かこの成功例せいこうれいをそっくり踏襲とうしゅうして、うまくいくはずがない。いずれにせよ、情報じょうほうが瞬時しゅんじに世界せかいを駆かけ巡めぐるグローバル時代じだいでは、そうした成功法則せいこうほうそくは、あっという間まに陳腐化ちんぷかしてしまう。ただし、時代じだいが変化へんかしても普通的ふつうてきに通用つうようする「考かんがえ方かた」というものなら、あるかもしれない。もちろんそれにしても、世よの趨勢すうせいに影響えいきょうされないことはない。しかし自みずからの視点してんがあるかないかで、目めの前まえの風景ふうけいはまったく変かわってくる。(柳井やない正ただし『現実げんじつを視みよ』による)